8.222022
2022年度文部科学省「こども霞が関見学デー」にて楽しいお箸講座を実施しました
8月3日・4日に文部科学省主催の夏休みの親子向けイベント「こども霞が関見学デー」が開催されました。当協会が賛同している「土曜学習応援団」については、ここ数年は感染症防止のため、オンラインプログラムのみの配信となっていましたが、今年は久しぶりにパネル展示や対面での出前授業が行われ、当協会も賛同団体として参加し、小学生の児童を対象に「楽しいお箸講座」を実施しました。
「楽しいお箸講座」は、楽しくゲームをしながら箸使いを覚え、同時に食卓でのマナーを身につけるというプログラムで、2015年から協会の社会貢献活動として東京都の小学校で実施しています。今回は、小池比奈子講師と松本千夏講師のお二人が指導にあたってくださいました。
冒頭、小池講師が「世界ではどんな国でお箸を使っているか知っていますか?」、「日本ではいつ頃からお箸を使っているかわかりますか?」などと、優しく子供たちに質問をすると、皆競うように手を挙げて元気に答えてくれました。とても熱心に、授業に集中していたのが印象的でした。
続いて松本講師から、正しい箸使いと、してはいけない箸使いについて非常にわかりやすく丁寧な説明があり、正しい箸の持ち方や、箸の上げ下げについても学びました。お椀の中の綿球を箸でつまんで移動させるというゲーム形式の練習をした時も、皆とても上手に、箸の機能を使いこなせていました。ご家庭でもしっかりと躾がされている様子が伺えました。
授業の最後には「いただきます」と「ごちそうさま」の意味を確認しました。既に十分理解している児童もいましたが、命をいただく大切さや自然への感謝、食事ができるまでに関わる全ての人への感謝の気持ちがしっかりと根付いていたことに感心しました。
本日の講座をきっかけに、さらに食事のマナーに関心を持ってもらえたら嬉しいです。
ご参加くださった皆様、講師の皆様、ありがとうございました。