7.212021
【ブリリアントクラブ】奇跡の楽器「サヌカイト」演奏会を行いました
2021年7月17日に打楽器奏者の小松玲子様をお迎えして、ブリリアントクラブとして初めての演奏会を行いました。
何の演奏会かと言うと…「サヌカイト」という主に香川県で採集される1300万年前にできた讃岐石で作られた「石琴」です!讃岐石は“カンカン石”とも呼ばれ、叩くと高音を出す岩石で、それを特殊な技術で様々な音を奏でる楽器にしたのが「サヌカイト」。したがってサヌカイトは大変貴重な楽器で、世界に5台しかないと言われます。
今回は特別にその楽器を当協会のセミナールームに運んで、ブリリアントクラブ会員のためのコンサートをしていただきました。演奏会は14時開始でしたが、小松様とアシスタントでパーカッション奏者の菅野さんは9:30から楽器をセットし、入念なリハーサルを行って臨んでくださいました。
奏者の小松玲子様は香川県高松市のご出身で、幼少の頃から打楽器の道を志し、音楽科高校に在籍していた時に地元で行われた全国高校総合文化祭で「香川ならではの楽器」として演奏をすることになったのがサヌカイトでした。
今回は、小松様のオリジナルアルバム『LOVE LETTER』の曲を中心に演奏してくださいました。セットリストは以下の通りです。
1. 青空をミツメテ
2. 糸
3. 秘かな水瓶
4. 波紋
5. サヌカイト・レクイエム
6. そして、また明日
7. Amazing Grace
8. ゆりかごのうた
9. スクリュードライバー
10.LOVE LETTER
サヌカイトの音色は、高く澄んで、まさに“心に染み渡る”といった表現がピッタリ。その癒しの響きにご参加の皆様はうっとりとされた様子で聞いていらっしゃいました。前回1964年の東京オリンピックでは、サヌカイトを使った楽曲が選手村食堂でBGMとして流されていたそうです。
小松様は、サヌカイトを演奏するようになってから色々と不思議な経験をなさり、パワーストーンという言葉がありますが、力に加えて石には“意思”があると思うようになったそうです。そして、現在は国内外の様々なステージでこの奇跡の石が紡ぐ音を届けていらっしゃいます。
小松様のブログ「シエスタ」ではコンサート情報など発信していらっしゃいますので、皆様もぜひサヌカイトの音色に触れてみてください。