国際医療福祉大学に2017年度マナー・プロトコール学内検定優秀校表彰状を授与

5月18日付のプレスリリースでお知らせのとおり、国際医療福祉大学が2017年度のマナー・プロトコール学内検定優秀校となりました。

8月9日に明石理事長が栃木県大田原市にある国際医療福祉大学 大田原キャンパスに伺い、新井田孝裕副学長に表彰状を授与いたしました。

同学は現在、大田原キャンパスに加え、千葉県成田市、東京都港区赤坂、神奈川県小田原市、福岡県内には福岡市、大川市と校舎を持ち幅広く展開していますが、大田原はその中でもいちばん早く開校した規模も大きいキャンパスで、約4000人の学生が学んでいます。

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新井田副学長からは、医療現場においては医療スタッフと患者さんの信頼関係が非常に重要で、特に高齢の患者さんとの信頼醸成、コミュニケーション深化にマナー・プロトコール検定で学習する内容は大変役立つので、これからも多くの学生に受験、取得を勧めたいという嬉しいメッセージをいただきました。

表彰式の後は、事務局の皆様に東京ドームが5個収まるという広大なキャンパスをご案内いただきました。

同学は、教育施設と医療・福祉施設が同じ敷地にあることが特徴の一つで、これは国際医療福祉グループのめざす「共に生きる社会」を具現化したものだそうです。こうした恵まれた環境下で、学生は在学中から自然と入所者と接する機会を持つことができ、現実の医療現場でもその経験を生かし多くの卒業生が活躍しています。

同学ではボランティア活動も盛んで、ボランティアサークルは17団体あり、夏休み中の現在は各地で多くの学生がボランティアに励んでいるそうです。受入先も医療の知識や技術を持った学生が来てくれれば心強いことでしょう。

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続いて訪問した薬学部では、模擬薬局を使ってロールプレイング試験を実施、コミュニケーション能力も含めチェックすると伺いました。こうしたところにも「専門的な知識や技能の修得にとどまらず、幅広くバランスの取れた良識ある人間を育成する」という同学の教育理念がよく表れていると感じました。

「チーム医療」を見据えた教育体制も同学がめざすポイントです。他職種の仕事への理解を深め、1人の患者さんに対して、薬剤師、看護師、理学療法士などの医療スタッフがどういう役割分担をして効果的な治療を行うかという学科を横断した実習を在学中に体験できるというのは総合医療大学の強みでしょう。

ご案内いただいた後は、メディカルマナーの授業を指導されている別府美知子チーフインストラクター、堀田文恵インストラクター(当協会認定講師)とマナー教育の在り方について意見交換をいたしました。

これからも多くの学生が当検定の学習を通じて患者さんとそのご家族に信頼される医療スタッフとして世界中の医療現場でますます活躍されることを願っております。

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