2.212018
京都ホテルオークラで「プロトコール」研修を行いました
1月30日に京都ホテルオークラにて「プロトコール」研修を行いました。講師は、当協会理事で元外務省儀典企画官の寺西千代子先生です。当日は、管理職の方も含め50名近い社員の皆様が受講され、講師の話に熱心に耳を傾けてくださいました。同社は、京都迎賓館で行われる外交行事などのサービスを担当されることも多く、「プロトコール」は非常に関心の高いテーマだったようです。
講座は、プロトコールとは何かという基本的な説明からからスタートしました。それからプロトコールの現在に至るまでの変遷や日本での発展、枝葉末節にとらわれない「ミニマム10の思考法」についてお話を進めました。今回はホテルスタッフを対象とした研修ということで、途中には寺西理事がバチカン在任中にお知り合いになったイタリアのホテルマンのエピソードを披露されていました。
続いて、プロトコールの要ともいえる席次や呼称、国旗、国歌、ドレスコードなどについて、実際の晩餐会、首脳会談、サミットの様子など30枚以上のスライドを使用して解説いたしました。
今回の研修を活かして、京都ホテルオークラの皆様がプロトコールの視点を持ってさらに高いクオリティのサービスを提供されることを願っております。