2016年10月7日 世田谷区立東深沢中学校で、明石理事長が全校生徒約300名と先生方に「マナーと国際儀礼（プロトコール）」をテーマとした講演を行いました。

同校は、2015年度のオリンピック・パラリンピック教育推進校に選ばれ、2020年の東京大会に向けた教育を推進されており、今回はその一環で講演を行う運びとなりました。

講演では、マナーの本質を知ってもらうためにマナーやエチケット、プロトコールといった言葉の意味について説明した後、「あなたの国際性をチェック！」と題した５つの質問について、生徒と一緒に考えていきました。さすがオリンピック・パラリンピック教育推進校で、生徒の皆さんは宗教についての基本知識、握手のポイントなど、グローバルな心得を驚くほどよくご存知でした。全問正解者も約20名いらっしゃいました。

最後は、4年後2020年の自分を想像し、自分の人生を豊かにするためには自分の心がけに加え人の助けが必要であることをお話しました。そして、現在の学校という共通点の多い社会からもっと大きな多様性のある社会に踏み出していく中で、「違い」を理解、尊重してほしい、そのために文化やしきたりについても、もっと関心を持つとともに理解をしてほしいと伝え、講演を締めくくりました。

今日の講演を聴いた生徒の皆さんが日本を代表する一人ひとりとして、日本を訪れる外国人と自信を持ってコミュニケーションできるようになることを願っております。