4月16日、17日の2日間にわたり、芝の増上寺にて実践ブラッシュアップ講座「和の作法　上級講座」が開催されました。
今回も北は北海道、青森、秋田から、西は京都、大阪、香川など全国各地から多くの方々にお集まりいただきました。

講師は当協会理事で、小笠原流礼法総師範の鈴木万亀子先生です。毎回凛とした美しいお着物姿で、講義をして下さいます。

1日目は、礼法の心得、陰陽について、和室の心得と基本動作、扇子の種類と扱いなどを学びました。2日目は前日の復習と共に、訪問の所作、祝儀・不祝儀の際の所作、和食の作法など、実践を交えて進められました。また、まもなくやってくる端午の節供の床飾りをしていただき、皆様その美しさに見とれていらっしゃいました。

受講生の皆様は礼法やふるまいについて大変熱心に質問をされていましたが、
鈴木先生はどんな質問にも明快に笑顔でお答え下さり、緊張感のある中にも和やかに
２日間の講義が締めくくられました。次回、『和の作法　基礎講座』は9月4日(日)に実施いたします。