9.302013
実践ブラッシュアップ講座「接遇対応講座」を開講しました
当協会で、接遇対応に特化した講座は今回初めてです。
「知識だけではなく、実際に体験して貰うことが重要」というコンセプトから、グループワークや実技の習得を多く取り入れた講座となりました。
今回の講座は、まず「CS(顧客満足)とはなにか?」からスタートしました。
顧客はどういう時に“満足”して、“リピーター”になるのか、またどういう時に“不満”を抱くのか、そしてその不満はどのような“結果”を生むのか。接遇を学ぶ上での基本をチェックしました。
さて、最初のグループワークのテーマは「第一印象」です。
“人は見た目が9割”とも言われているように、非言語コミュニケーションによって自分の評価が決まってしまうといっても過言ではありません。
人の印象を決定する7つの要素を学んだ上で、自分が周囲の人間にどのように見られているかを知るグループワークも行いました。
見た目で判断した場合と、自己紹介したあととでは印象が変わるのでしょうか?
続いては、「好感度の高い接遇対応の基本」です。
●“基本中の基本”である、お辞儀のチェック
“当然できている”と思っているお辞儀を、受講者同士でチェックしあいます.
●笑顔のチェック
受講者同士でチェックしあい、“最高の笑顔”を形状記憶します。
又、椅子の座り方、立ち方、
商品の見せ方や書類の渡し方
来客時のお茶の出し方
なども、ポイントを抑えておくだけでぐっと印象が変わってきます。
今回の講座で印象的だったのは、
企業や店舗の第一印象は、実際にその会社やお店に来てサービスを受けたり、商品を購入する前に既に決まってしまうということです。一人ひとりの顧客に、期待通りの、あるいはそれ以上の満足を感じてお帰りいただくためには細部に渡る、おもてなし力のレベルアップが大切です。その重要性を痛感した一日でした。