6.272012
「聴覚障害者社会教養講座」の講師をしました
6月21日に、東京都教育委員会主催の「平成24年度聴覚障害者教養講座」で、マナーについてお話をしました。
実は今年の3月にも、日本国際手話通訳ガイド協会の依頼で「接遇マナー講座」の講師をお引き受けしたことがあり、ろう者の方に対するマナー講義は2回目になります。
今回は2時間の講座でしたが、手話通訳の方が2人付いてくださいました。
前回の時も感じたのですが、総じてろう者の方は積極的で感情表現が豊かな方が多いように思います。
知らなかったことや、間違って覚えていたことがあると、驚きの表情や声が漏れるので、反応がわかりますが、講師として少し戸惑うのは、受講生の方々の視線が大方、通訳の手許に注がれていることです。
したがって講義中に彼等と目が合うことはあまりありません。
また、室内の照度や通訳の方が立たれる位置などにも敏感。
初回の時に、そうしたことに気づかずに、いつものように話しながら歩きまわってしまい、受講生の方の視線を遮ってご迷惑をかけました(笑)
・・・情けないことに、最初の挨拶ぐらいしか手話を覚えられなくて、直接コミュニケーションは取れませんが、こうした機会は積極的にお受けしていきたいと思っています。