8.42016
一関地方社会教育協議会発足10周年記念講演会で明石理事長が講演をいたしました
7月31日に、岩手県一関市の「平成28年度一関地方社会教育協議会発足10周年記念講演会」にて、当協会の明石伸子理事長が登壇し、「家庭教育とマナー」というタイトルで講演を行いました。
近年、ますます核家族化、少子化、地域社会との交流が希薄化していると言われますが、講演では家庭での教育やマナーが十分に伝わっていない現状に触れながら、家庭で身につけてほしい躾や、知っておいてほしいしきたりについてお話いたしました。
特に「食事のマナー」については、「個食」や「孤食」といった家庭環境の変化に伴い、食事の作法を知らない大人が増えたため、正しい箸づかい、美しい姿勢、挨拶(いただきます、ご馳走様)を通じて、命の大切さと、食材や料理をしてくれた人への感謝の気持ちを、子供へ教えることが必要とお伝えいたしました。
幼児期は人生の中で短い期間ですが、家庭教育の影響を濃く受けやすい時期でもあります。子供たちが将来、自分の人生を大切に生きようと思えるように、大人たちが心がける必要があるのではないでしょうか。