12.172015
東京都庁で開催されたフォーラムに参加しました
昨年度より登録している、「東京都教育庁の地域教育推進ネットワーク東京都協議会」のコーディネーターフォーラムが12月13日東京都庁で開催され、当協会もブースを出して、参加しました。
この協議会は、子供たちの教育活動に企業、大学、NPO等の専門的な教育力を効果的に導入するためのネットワーク作りを目指すものです。
このフォーラムはコーディネーターと企業、団体、NPOの交流を目的としたもので、9回目となる今回は、50あまりの企業、団体がそれぞれのプログラムを紹介し、500人以上のコーディネーターが訪れて、交流が生まれました。
当協会では、小学生を対象とした「楽しいお箸講座」を提案しました。このプログラムは、楽しくゲームをしながら箸使いを覚え、同時に食卓でのマナーを身につけてもらおうというものです。
今年は11月までに6校22クラス、計680名を対象に実施し、
「箸の使い方だけでなく箸の歴史や、忌み箸などの作法についても知ってよかった」
「翌日から給食の時間のお行儀がよくなり、静かに食べられるようになった」
という教員やコーディネーターから感想が寄せられています。
フォーラムの会場で足を止めてくださった、ある学校の先生からは
「授業参観で生徒だけでなく、保護者も一緒に見学すれば、お箸の正しい使い方や食卓の作法を認識できるよいプログラムだ」とおっしゃっていました。
教員やコーディネーターからは、「大人もきちんと食事の作法を習得し、子どもに伝えていく機会が必要」という声もあがっていました。
今後も学校やコーディネーターのリクエストに応じてボランティア講師を募り、食事の作法の啓発・普及に努めてまいります。