明石伸子理事長が「週刊教育資料」の取材を受けました

先日、教育公論社が発行している「週刊教育資料」からの依頼で、明石伸子理事長がマナー&プロトコールについての取材を受けました。

「週刊教育資料」は小・中・高校の学校長などの管理職層、教育委員会や行政関係者、大学関係者を対象とした定期購読誌で、様々な教育関連の記事を掲載しています。中でも巻頭ページの「潮流」や「マイオピニオン」といった特集ページでは学校関係者に向けた情報や提言を発信しています。

今回はその「潮流」で、当協会の活動理念、主な活動内容などの紹介に加え、学校関係者や教育行政関係者など対するメッセージも掲載されています。

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インタビューでは、協会の沿革や検定の概要、セミナーや講師の養成などに加え、マナーの本質やプロトコール(国際儀礼)についての解説、教員の方々への教育の面でのアドバイスについても聞かれました。

「マナー」という言葉の捉え方については、『相手を理解し、より良い交流をするために不可欠なのがコミュニケーション能力ですが、その原点となるのが「マナー」や国際儀礼である「プロトコール」です。マナーの本質は「相手を思いやる心」であり、それは同時に自分自身を磨くことでもあります。』と「マナー」の本質について解説をしています。

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プロトコール(国際儀礼)をどのように理解すれば良いかについては、『本来のプロトコールは国家元首等の会談など、国家間の公的な外交上の儀礼を指します。しかし、日本を訪れる外国人が2,400万人を超えるようになり、在住する外国人も増えてきたことで、外国人と接する機会は格段に多くなりました。また、サミットを筆頭に国際会議も頻繁に開催されるようになり、日本人も外国の文化やしきたり、特に宗教についてなどは知っておくことが大切になってきています。そうした将来をふまえて、協会の設立時から、マナーだけでなく国際儀礼としてのプロトコールを含めた団体名にするとともに、検定の内容にも取り入れることにしました。』とプロトコールを取り込んだ由来を説明しました。

最近の傾向として、家庭での躾まで学校で指導して欲しい、との期待があることについては、『そのように期待する保護者の方が増えているようですね。実は当協会でも、小学生向けに箸の上げ下げについて学ぶ講座を、東京都の教育支援プログラムの一つとして提供しています。食事の作法などは学校や家庭での日常生活に関わることですから、例えば「やってはいけない箸使い」について、先生方から子供たちにその都度話していただいたり、年中行事についても「今日は何の日か知っていますか」と問いかけて、子供たちが関心を持つきっかけを与えていただけたりすると良いのではないかと思います。』と提案しています。

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更に、家庭での躾や学校でのマナー教育で大切なことは何か、と尋ねられると、『私は、幼児期の家庭での躾はとても大切だと思います。食事の時の箸使いのように、小さい時に身に付いた習慣を大人になってから変えるのは難しいからです。特に学校現場においては、先生方の日常の言葉遣いや服装、立ち居振る舞いなども重要です。一日の中で一番長い時間を共有している先生のことを、子供たちはしっかり見ています。先生は子供にとって「よき大人の見本」であり「憧れの存在」であって欲しいと願っています。』と伝えました。

このインタビューは、『週刊教育資料』10月9日号と10月16日号の2回にわたり紹介されます。この特集でのご紹介で、より多くの学校・教育関係者の方々に、当協会の活動と、マナー&プロトコールの大切さについて、ご理解いただけたらと思います。

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NPO法人 日本マナー・プロトコール協会

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