マナー・プロトコール講師養成講座修了生に、講座の感想や現在の活動などについてお話いただきましたのでご紹介いたします。

橋本 文香 様（東京都）

＜プロフィール＞
日本航空で訓練所教官などを含め客室乗務員として30年間勤務。
退職後は観光専門学校の学科長などを歴任し、多くの学生をエアライン業界に輩出している。

「マナーの形には理由があります」が私の講師としての基本になりました

日本マナー・プロトコール協会との出会いは、専門的なマナーの知識を得るための方法を探したことから始まりました。その時、マナーだけではなく「プロトコール」という見慣れない文字に目が留まり、すぐに通信講座を申し込みました。そのテキストは今でも授業の組み立てをする時にとても役立っております。

知識は学ぶことができましたが、自己流ではない教え方の技術を身につけたいと思い「マナー・プロトコール講師養成講座」を受けることにしました。明石先生から「マナーの形には理由があります」と教えていただいたことが心に響き、それが私の講師としての基本になりました。「なぜそうするのか」「どうしてそうなるのか」ということを私自身が理解していなければ、相手には伝わりにくいということに気づくことができました。

2 日間の講座で「もっと知りたい」「もっと上手に伝えたい」という気持ちが湧き出て来た時、教えるコツが少しわかったような気がしました。このような気持ちにさせることが講師に必要なスキルだと思ったからです。

今後はエアライン業界だけではなく、日本の未来を担うグローバルな人材を育てるために「マナー・プロトコール」を広めていくことに力を注いでいきたいと考えております。