4.112014
聴覚障害者向け「社会で役立つマナー講座」
新宿区立障害者福祉センターより当協会に聴覚障害者向けセミナー「社会で役立つマナー講座」のご依頼があり、認定講師の堀田文恵先生に講義をお願いいたしました。
参加者は新宿区内にお住まいの聴覚障害者とそのご家族や関係者の皆さまです。
講座は、講師の話す言葉を2名の手話通訳と4名のパソコン要約筆記の方々が、交代で通訳しながら進められました。
要約筆記とは、講演の内容などを要約してリアルタイムで文字通訳する筆記通訳のこと。今回の「パソコン要約筆記」は、それをパソコンで作成してプロジェクターに映す方法で、手話を得意としない聴覚障害の方に対応するためのものです。
講座内容は
第一印象の重要性
好感度を高めるポイント
席次のマナー
冠婚葬祭のマナーなど、
社会人として知っておきたい基本的なマナーやしきたりです。
また、「プロトコール」という言葉を初めて知ったという方も多かったようです。
折り紙を使って袱紗の折り方を実践するなど、2時間の講座はあっという間に過ぎてしまいました。
堀田講師は、「参加者の皆さまが大きく頷きながら熱心に聞いて下さり、感激しました」と講座を振り返りました。
今回の講座が、受講された方々の今後の生活に少しでもお役に立てばと願っています。
最後に参加者の皆さまのアンケートの一部をご紹介します。
・あいさつの好感度UPのお話が良かったです。
・とても分かりやすく学ぶ事が出来ました。知っていても忘れていたこともありました。
・マナー講座は本当に知らない事が多々ありました。すばらしい講座でした。いい参考になりました。ありがとうございました。
・とてもいいお話でした。ありがとうございます。プロトコールの原則についての知識が1つ増えました。
・知っていたようで正式に知らない事があったりして参考になりました。ありがとうございました。